2010年8月22日 (日)

異文化との遭遇

子ども会で「夏休み工作の会」。ジョセフ・コーネルの作品の写真を色々見て、自分でも箱を作る、というもの。
グルーガンが大活躍。短い時間で皆それなりに作品らしいものになっていた。

工作の会は何度かしてきているけれど、年々、子どもの作品に手を入れる、あるいは率先して作ってしまうお母さんが堂々としてきている気がする。横で見ていてついつい手が出てしまう、というのはむしろ当然の心境だと思うのだけれど、もうちょっとこそこそするところではないかとか思ってしまうのだ。自分の思い通りに子どもに作品を作らせることに疑問を感じていないのだろうな。
そういう作品はたしかによくまとまっているし、きれいで破綻がないけれど、少なくともそういうふうな作品作りを通して工作が好きになる子はいないと思うんだけど。

春の連休のクラフトパークでは、子どもが低学年だと仕方がないかな…と思ったけれど、そういう問題ではない気がしてきた。お母さんの「よいものを作らせなくては」という意気込みがとても大きい。でも、目的を見失っている気がする。


そして、会が終わってから別口で出かけた先で、高校生のお子さんのためにお母さんが読書感想文を書いているという話を聞いてしまった。
「今年の分やっと書き終わってほっとしているのよ―。ちゃん太さんはたくさんお子さんいてすごくたいへんでしょうね」

「私夏休みに限らず子どもの宿題原則手伝わないから。自分も親にしてもらったことないし。
だいたい、宿題をしなくて困るのは本人で、私はちっとも困らないし」
こういう言い方はイヤミかもしれないとちょっと心配しつつも思うところを言ってみた。すると。

「…そうか、親にしてもらったことがない人ってそういう発想になってしまうのね。夫もしてもらったことなかったから私のこと過保護とか言うんだわ、きっと。私自身作文とか工作とかしたことなかった」

え、私いきなり彼女の中で「親に宿題してもらえなかったかわいそうな人」になっているよ!

驚いた。心底驚いた。異文化はこんなに身近にあったのだ。

夏休みの宿題のあれやこれは、長期のお休みを利用した、普段できないこと――作業だったりじっくりものを考えることだったり読み慣れない本を読んだり――をする絶好のきっかけだ。その機会を奪ってしまうことは宿題を忘れて叱られる(と子どもに泣きつかれる)よりもよほどこわいことだと思うのだけれど、美しい母性愛の前にすごすご退散するのだった。

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2010年5月 5日 (水)

なんとなく美味しそう

大阪市立クラフトパークに、三女ぴー太の「こどもクラフト体験教室」に行ってきた。
本人の第一希望は機織りだったんだけれど、それは抽選に落ちてしまったので、「キルンワーク」教室に。

キルンワークというのは、ガラスの粉を石膏型に入れて、窯で溶かして器などを作るもの。今回は地色と線描き用と彩色3色までの、最大5色のガラス粉を使用する。ガラス粉を乗せるときはステンシルの要領で型を作って、一番表面に来る部分がら順に色を置いていく。

ガラスの粉が繊細な色合いで、なんとなく美味しそう。

うちは口出しするのも正直面倒なので、ぴー太の気の済むようにさせたのだが、受講者10人あまりに高学年があまりいなかったせいか、それとも付き添いの母親たちの創作意欲をも激しく刺激したのか、何をどう作るのかについてアドバイスを通り越した教育的指導がなされている場面に多々遭遇した。親たちの「いいものを作らなくては!」の意気込みがすごく大きいようだ。

そんなに高い会費じゃないんだから、多少変なのができてもいいから子供の思うとおりにしてやればいいのに。
ついでに、お母さんたちも日曜ごとにある1日体験教室に行けばいいのに。すごく楽しいから。

ちなみに今日は窯に入れるところまでで、完成品は一月後に送られてくる。楽しみ。

しかし、クラフトパークってどうしてあんなに不便なところにあるんだろう!
バスの本数もほとんどないし、最寄りの地下鉄の駅まで1.3㎞あるよ。これでもっと便利だったら絶対機織り教室に申し込むのに!

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2009年6月 8日 (月)

思いきって行ってよかった

日曜参観の代休なので、子ども会の遠足を企画した。本来計画を立てる三役から先月末に企画権(?)を無理矢理もぎ取っての強行。と言うのも、会長は自分の体調を崩し、副会長は中学生のお兄ちゃんが病気になり、仕事や幼稚園の送迎のある保護者は欠席確定、と言う前提のもと、会長からの「もうやめた方がいいのかな?私どうしたらいいの?無理よね?でもせっかくの機会なのに…」というメールが隔日に届いていたので、「ええい、私がやる!」って言ってしまったのだ。

子ども会はものすごく人数が少ないので、たぶんなんとかなると無理に楽観して。

それでも当初予定では、小学生6人に引率の大人二人、うち一人は耳が聞こえないという、ちょっと厳しめの条件。でも当日子どもがひとり来られなくなり、寝込んでいた会長が無理してきてくれた。
で、行ってきました、神戸花鳥園。

三宮まで出るのに、春に開通した阪神なんば線を使うのが密かに今回のメイン。いろいろなルートがあるけれど、かかる料金の差に、計画を立てながら結構驚いた。最安料金のコースを選択したのだけれど、身障者切符を買うのと領収書を発行してもらうのに思った以上に手間取って、乗り換えのたびに何台か列車を見送ることになったのは計算外。

花鳥園は入ってすぐのエリアが、私の大好きなフクシアの釣り鉢でいっぱいで、大感激。色も形も様々なフクシアを大量に見られて、もうここのエリアだけでもはるばる来た甲斐があった。さらに奥のエリアにはベゴニアをはじめそれはもういろいろな釣り鉢が!ペチュニアやビンカやトレニアも釣り鉢に仕立てることができるのね。っていうか大抵の花は釣り鉢になるんだと、感心。ちょうど職業体験の中学生が来ていて、一生懸命掃除など裏方仕事をしていたのも好印象だった。

子供達は鳥や魚に餌をやることに思いの外熱中して、一通り回った後も「もう一周する!」と大騒ぎ。なんといっても施設全体が大きな温室のようなものだから、深刻な迷子の心配もないし、施設の中に入ってしまいさえすれば、とても楽な引率だった。中で食事もできるので移動の手間もなく、半日ゆっくり遊ばせるには最適だったと思う。最大のネックたる、目的地到着までの乗り換えの多さも鉄道好きな男の子たちには却って好評だったし。

「無茶をするのはやめて今回は中止にしよう」、と何度も思っていたけれど、思いきって行って本当によかった。子供達も大満足だったようで、めでたしめでたし。

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2009年6月 5日 (金)

安全の概念

末っ子ぴー太の学年で、総合学習として「地域安全マップ」を作るというので、そのための子供達の取材のヘルプに行ってきた。

校区内の割り当てられた地域をグループで歩き回り、時には通りがかる人に取材したりして、地区内の「安全な場所」「危険な場所」を書き込んだ地図を作ろうというもの。

企画としては素晴らしいけれど、子供達と歩いていると、ちょっと外に出るタイミングが早いのではという感じだ。

安全マップの企画としては、危険な場所とは子どもを狙う犯罪に巻き込まれる恐れのある場所、のようだ。だけれど、その辺りの説明がちょっと不十分なので、子供達は事前に復唱した「入りやすいところ」「見通しが悪いところ」のキーワードに気を取られて、それらのどこがどう危険なのか今ひとつわかっていない感じだ。
しかも子供達にインタビューされる通行人は、ずっとその地区に住んでいる老人が中心なので、「危険な場所」=車の通る場所だったり、「昔はため池とか結構危なかったけど今はなあ」だったりする。古い農村なので道は曲がりくねり、長い塀が続いたりして、正直今回の基準的には安全とは言い難い地区なのだけれど、住む者にとっては慣れ親しんだ=安全、なのだし。

そんなこんなだから、口出し無用と言われていたのに、「このあたりはどう思う?」と何カ所かで聞いてみた。(イラチでよくないなあ)
深めの用水路に柵も何もないから簡単に落ちてしまえるたんぼ道は、「見通しが良いから安全!」古いアパートがごちゃごちゃと路地の回りに並び、どの家のものがわからない植木鉢やプランターが道をふさいでまっすぐ歩けないところでも、「この辺は○○くんの家の近くやから、みんなよく知っている場所だし安全!」

―やっぱり先生、この企画もう少し練った方がよかったと思います。

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2009年2月19日 (木)

あと少し

大阪府の公立高校の前期入試の競争率が発表になって、二女ぱん太は予想外の高さに急に不安になってきたもよう。そんな彼女に長女ぽん太は、「試験っていうのは落ちるかも、と思った人間から落ちるものよ」などと格好良くもえらそうな発言を。でも入試当日には常にハイテンションな彼女は今のところ全勝中なので、それなりに説得力はあったもよう。こういう時、二人同時に受験でよかったと思う。

ま、二人とも滑り止めの私立がなんとかなったことだし、来週の本命も気楽に行って欲しいものだけれど、普段ぽやぽやしているぱん太が案外緊張しまくりだったり、模試の時にあらゆるポカ(会場間違え、日程間違え、マーク一段ずらし、電車乗り違え)を網羅したぽん太がなんだか不敵な空気を醸していたり、直前ならではの雰囲気ですな。

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2009年1月17日 (土)

センター試験!

センターの割には寒くもないしいい感じの気候だ。

会場が電車ではものすごく遠回りになる不便な場所なので、夫が送迎することにしたとき、雪だったり路面が凍結したりしたら困るなあと思っていたので、それが避けられただけでも幸先がいい。

娘は相変わらずのハイテンションで、「とりあえずどんな問題が出るかすげー楽しみ!」と出かけていった。

途中のやたら長い休憩時間に携帯日記を更新していたらしいのでそれなりに落ち着いていたもよう。

「どうだった?」「過ぎたことは語らない!」とハイテンションで帰ってきたし、なんていうか、長男の時と全然違うな、やっぱり。

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2009年1月 9日 (金)

大人の仕事

二女ぱん太(中3・受験直前)が担任に卒業アルバムの見本刷りを「本当にこれでいいの?」見せられたところ、全然意図したものとは違う編集のされ方だったので、挿絵の描き直しをしている。一緒に「こんな風にレイアウトして欲しい」というレイアウト見本も作っている。

でもそれって大人の仕事なんじゃない?

お金を取ってアルバムを編集している業者さん側にもデザインする人はいるだろうし、先生も業者と交渉して見本刷りにダメだしする事ができると思うのだけれど、ひとりの生徒に丸投げしているようにしか思えない。

「急がなくてはいけないから」と学校から帰ってすぐから深夜までPCで作業している娘を見ていると、割り切れないものを感じる。

っていうか、高校入試終わったら担任に絶対ひとこと言ってやらないと、と密かに決心するのだ。

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2008年12月29日 (月)

日々スキル向上中

お餅つきを先に済ませてしまうとなんだか調子が狂う。でも、家の中で片付いていない場所多すぎ。

毎晩寝る前にしなくてはいけない(ような気がする)事を書き出して、それぞれの仕事についてどの子どもをお手伝いに指名するかを考えている。実際は自分だけでした方が手っ取り早いことも多々あるけれども、それでも子供達が成長するにつれてお手伝いスキルが向上し、今年など手伝いの手がたくさんある幸いを噛みしめることに。

とくに二女ぱん太は本当に役に立ってくれてありがたい。長男も庭仕事方面でなかなかのスキルを発揮し、剪定など任せられるのが頼もしい。

ありがたやありがたや。

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2008年12月17日 (水)

反省しきり

何度も確認したはずなのに、間違って三女の懇談に行ってしまう。

本当は明日だったので、「出直します」と言ったけれど、飛び入りで入れてくれて先生ありがとう。

4年生は友達関係が難しくなる時期で、長女の時はそれが卒業までこじれ続けていたけれど、三女の方が人間関係調整スキルが高いので心配していないと言ったら、近頃はお友達とトラブルがあると親の方が過剰反応してしまって、それが子どものプレッシャーになってしまい、自然とまとまる話がこじれまくる事が多いとぽろり。いやあ、いろいろ大変だなあ。先生がんばってください。

ちなみに長女の時こじれまくったのは、先生がうちの長女を嫌いで(懇談の時それとなく誘導したら「嫌い」と明言してくれた。先生迂闊すぎますよ)何があってもうちの子が加害者扱いだったから。まあ、親から見てもエキセントリックなところのある子だったけれど、ひどい話だわな。

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2008年12月15日 (月)

なんだか違和感

二女ぱん太の三者懇談だった。
正直まだ担任の名前が覚えられない。教科は知っているけど。

彼女の進路希望は早めにがっちり決まっていたから「私すごく楽です~」と先生は微笑む。
「前期で合格して卒業式関係の雑用いっぱい手伝ってね~っていうか本当アテにしてるのよ~」

なんかこう、もやもやしてしまうのは私の心が狭いのだろうか。

今だって絵を描く関連の仕事をいっぱい回してくれている。体育祭のクラスの旗など、やりたいって言う生徒が他にいたのに先生が指名してしまうし。卒業アルバムの挿絵も「選ぶからいろいろ描いて持ってきて」だし。

受験生にものすごく気軽に頼んでくる無神経さに無自覚なのがイライラする原因なのだと思う。アルバムの挿絵、1枚あたり10数時間かかっているのを先生はわかっているのだろうか?PCで描くから何かのコマンドを打ち込めばあっという間にできるとでも思っているのではないかと、親としては少し疑っているのだ。

まあ本人は「おかげでソフトの使い方新しくいろいろ覚えた!」って言っているのだけどね。

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