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2011年1月10日 (月)

ぽん太の成人式

二年ぐらい前から成人式の振り袖についてのダイレクトメールと電話セールがすごかった。振り袖のパンフレットの傾向が二分されていて、前衛的なのが8割古典的が2割。前者は客観的に見てアレを町中で見かけたらある程度の歳以上の人なら堅気のお嬢さんではないと思うだろうレベル。なんか、和装業界も迷走が長すぎてより訳がわからなくなっているのか。

というわけで、今年は長女ぽん太の成人式。
先月半ばに発送されたらしき成人式の案内はがきがなぜか式直前の金曜日になっても届いていなかった。中学から私立に行ったし、小学校時代の数少ない仲良しはすべて引っ越し済なのでぽん太は地元の式には出ないつもりだったから、別にいいのだけれど、と実家母からの電話のついでにちょっと言ったら、どうやら市役所に電話で抗議したらしく、職員さんが家まではがきを持って来てくれてしまった。申し訳ない、と謝ってらしたけれど、こっちこそ行く気のない式の案内状を持ってきてもらうなど恐縮以外の何者でもなく。変に行動力のある人に世間話をするときには気をつけないといけないと改めて学ぶのだった。

市の式には出ないが、高校で午後からパーティーという名の同窓会があるのでそれに合わせて美容院で髪をセットしてもらい、私が成人式で着た振り袖を着、写真館で写真を撮ってもらってから出かけた。髪もたいへんおとなしくまとめてくれたし、着物もすっきりといい感じ。紫の総絞り(藤色から江戸紫まで)の振り袖に、黒地に金の有職模様の帯、襟は刺繍もない白いもので、伊達襟と帯揚げ帯締めは深紅。

夜帰宅したぽん太が興奮して報告。
「着物と帯と伊達襟と帯揚げ帯締めの色合いが全部かぶっている人がいた!それぞれ単品だと違うけれど、全体の色合いがほぼ同じで、2人で見比べてちょっと感動した!『パンフレットとかで見る今時の色合いから思いっきり外れているから絶対かぶらないと思ってたのに!』って向こうの子言ってたけど、やっぱりいっぱい送ってきたパンフレット見て『こんなん嫌やなー』って思った人多かったんやって事やなー」

さらに友人のツイートをチェックして驚愕しつつ私に携帯を差し出す。
写真に写った友人の振り袖も全く同じ紫系の総絞りでぱっと見はまるで同じ。よく見れば柄が友人は牡丹こちらが菊、なんだけれど。むこうもお母様の振り袖だそう。なるほどね。お互いに「絶対かぶらないと思ったのに-」「運命?」なんてはしゃいでいるのがほほえましい。

ああ、しかしなんとか無事に終わってよかった。うちにはあと2人娘がいるけれど、なんとかなりそうという目処がつけられただけでも今日は収穫が多かった。

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