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2008年5月28日 (水)

珍しく観劇

高校生のための歌舞伎鑑賞教室というのがある。私が高校生の時のそれは片岡孝夫氏が美しくて感動した記憶がある。なので、去年長女ぽん太が行くと知ったとき、「絶対いい記念になるから、もし舞台に上げてもらえるとかのチャンスがあったら積極的に手を挙げるべし!」と言い聞かせておいたら、本当に舞台に上げてもらえたらしい。普通じゃ絶対見られないあれこれを見学したうえ、案内役の上村吉弥氏のサイン入りブロマイドまで頂いて、当日は夢見心地で帰ってきたのだった。これがだいたい一年前のこと。

先日偶然新聞でその上村吉弥氏の「みよし会」の公演があると知り、ちょうどぽん太の中間試験の終わった翌日の24日夕方、二人で雨の中観に行ってきた。ぽん太はもちろん、私も歌舞伎はくだんの鑑賞教室以来だ。

会場はワッハホール。ワッハ大阪は相棒すばると2度ばかりいったことがある、時間さえあれば通い詰めたいとっても楽しい場所だけれど、ホールは初めて。なんか300席ほどの「ちょうどいい大きさ」ですな。壁際の提灯とか、天井の感じとかいい風情。

電話で空席の問い合わせをしたとき、「もう本当に端の端しかないですけれどいいですか?」と言われたとおり、最後列の左端ちかく。でもラッキーなことに花道の際で、役者さんの息づかいまで伝わるすごいロケーションだった。もう私の隣のぽん太は感動のあまり、なんというか、溶けてる。

演目は「伊達競阿国戯場」と「応挙の幽霊」。悲劇と喜劇で、どっちも幽霊がらみのとっても夏向きな題材。で上村吉弥氏がとにかく美しい。前者は義太夫が、後者は新内が地の語りを兼ねているのも興味深い。眼福な4時間弱を過ごして興奮したまま帰途についた。

受験生なぽん太も、これで心おきなく受験生モードに突入するという心構えというか良いきっかけができた(と少なくとも本人は言っている)。ちゃんと進学して来年も絶対観に行こうと決意しているらしいのが、ちょっぴり頼もしく感じられる母なのだった。

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