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2006年7月10日 (月)

篤志家

地元の篤志家が亡くなられた。 一代で財をなしたのもたいしたことなら、その後の地元への貢献具合もたいした人だった。

小学生の時、地元の小学校にはプールがなかった。(私が卒業して数年後にできた。)しおまけに公営の「市民プール」へは大人でも徒歩で30分はかかり、子供が団体でぞろぞろ歩くとその倍ぐらいかかる不便さだった。

それでも年に2回ほどだが、プールの授業はあった。市民プールに行くのは4年生が年に1回行くだけ。で、他の学年&他の回はというと、校区内にあった彼の篤志家の「自宅の」プールをお借りしていたのだ。子供だから個人のお宅で公立学校の授業をする珍しさには気がつかなかったけれど、改めて思い出すとすごい話だ。

そのプールは夏休み中は地元の子供達に無料開放されていて、小学生達はよく通っていた。はじめは25mプールだけだったが、後に幼児用のプールも増設された。地区の子ども達の夏の定番遊び場だったのだ。

小学校にプールができて、またその場所に息子さんのお宅を新築することになって、そのプールはなくなったけれど、夫の弁を借りるなら「あれだけでどれだけの徳を積まはったかはかりしれない」。小さかった私と、大人になった私からも、心からの感謝と共に故人のご冥福を祈りたい。合掌。

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