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2005年7月28日 (木)

展覧会&正しい対処その2

長女ぽん太と「ギュスターブ・モロー展」に行った。

何年か前、京都に来たときと展示の切り口も違い、おもしろかった。

解説がとてもわかりやすく、配置もよく考えられていたように思った。

一枚の作品のためのたくさんの習作があり、でも作品本体は未完だったりすると「あんまり準備しすぎると飽きるって事?」と、たぶん事実ともその展示法を選んだ意図とも違うメッセージを受け取ってしまうアホな親子なのだった。

モローもよかったけれど常設展の方もとてもよかった。水玉模様が苦手なぽん太には、悪夢の題材になりそうなものもいくつかあったようだが。

そのあと帰り道で何カ所も寄り道。お買い物とか、大学入試展とか。

夜、また対応に困る訪問者が。

祖母(93歳)の友人、たぶん彼女よりは一回りほど年下、が8時少し前にすたすたとやってきて、祖母のところに直行。

離れから大声の会話が聞こえるところによると「今夜泊めて」「嫌」「頼んでるのに!」「そんなん、私も年やしお客の面倒までよう見ん」「そんなんやったら、今から井戸か池にはまってくるわ!!」

そしてこっちが呆然とする中、いつものシルバーカーも押さず、すたすた帰ってしまった。

半年前から認知症の症状が少し出てきていたけれど、一場面一場面はしっかりした物言いだから少し怖い。今回も、「家族に死ねと言われたから」と家出してきたそうだけれど、もちろんそんな事実はなく、むしろこのところ彼女がご近所で騒ぎを起こす目的は、騒いだ先の家族が彼女の家族に、もっと言うと彼女の大嫌いな嫁に、「もっとおばあさんを大切に」と言ってくれることだったりする。つじつまの合わない言動の中、そういう計算はしっかりできているあたりがやっぱり怖い。

義母によると、今はなきお隣のおばあさんはすっかり認知症が進行しても最後まで嫁いびりだけは忘れなかったそうだ。いやはや、もうなんと言っていいのか。

それにしてもこういう時の正しい対処は、一体あれでよかったのか、(とりあえずちゃんと家に帰っているか先方に確認だけした)いろいろ悩むのだった。

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